Saturday, January 16, 2010

パンプロジェクト(1)


共同実施者ラファエル(左)、シモン(右)
ラファエルは9月から2ヶ月間ほど、日本へ研修生として派遣されていました。

2010年1月15日

今日はパンプロジェクトの共同実施団体であるNGO,「CISTEM」の事務所を訪ねてきました。
いつもはラパス市内で会うことも多いのですが、今日は他のスタッフにも挨拶をしたかったのでエルアルト市に上がってきました。

2010年ミーティング第1回目ということで、小さなハートプロジェクトで皆さまから頂いた支援金が入っている通帳も持参しました。

ただ、ちょっと困ったことが発生してしまいました。
実は2月13、14日は、ボリビアの国民的行事で、南米3大祭りの1つ、「オルロカーニバル」が開催されます。日本人からするとただの踊り!?とも思ってしまうのですが、これにかけるボリビア人の熱意は物凄いです。
現在至ることろで踊りの練習をしている人を見かけ、2月13~16日までは国民の祝日になります。

そうしたことから、2月1日からの講習会開始を予定していたのですが、カーニバル前までは人も集まらないし、講習会が出来ないという結論に達し、実質上の講習会実施日が2月22日からとなりました。

本当は「2月1日から実施!!」と言いたかったのですが、「El carnaval es nuestro amigo (カーニバルは俺たちの友達だ) 」と言われてしまうと、確かにそれも一理ある、と納得しました。

当初の計画よりは若干遅れてしまうのですが、3月末までに50人の若者たちへ訓練を実施するというのは計画通り進みそうです。

本日決まったこと
・頂いた支援金(Bs.30483)を1月19日に私の通帳から、CISTEMが管理している通帳へ移行。
・パン講習会の講習希望者の募集開始。
・2月15日までにはパン作りに必要な機械が到着。
・パン作り講習の実施場所を、以前の古い建物から新しい建物内で実施。
・担当者によるタイムライン作成。
・講習希望者の募集状況を把握するため、来週私が再び事務所を訪問する。

村落に行っても村特有のイベント(市場・サッカー大会の開始日)をきちんと把握できておらず、人が集まらない!という状況になったことが何度かあります。
任期もあと半年と焦る気持ちもあるのですが、ここは様子を見つつじっくり取り組んでいこうと思います。

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