Tuesday, May 25, 2010

マルカタンボ


マルカタンボに行く前。道でフォルクローレを演奏していました。


サンポーニャを演奏しています。海外の音楽などを吹くときは、サンポーニャを3つ重ねて演奏するそうです。


ボリビアの加山雄三。ペペ・ムリーリョ。

先ほどのパンプロジェクトの記事に続き、連投です。
先週土曜日、22日はスペイン語の試験がありました。

事前に詰め込んだ文法で、文法問題は多分大丈夫。
リーディング、びみょー。
ライティング、大丈夫。
スピーキング、撃沈。
だったような気がします。

スピーキングは15枚ほどあるテーマからクジ引きの要領で1枚引きます。
引いたテーマは、「薬品と代用薬品について」。。。
このテーマを見た瞬間、その1枚を引いてしまった自分を激しく後悔。日本語でも説明できません。
それについて10分ほどスピーチ。一応話したけれど、だいぶメチャクチャだったと思います。

3ヶ月後に結果が分かります。
これで、一応スペイン語の勉強を終えます。残り帰国までの1ヶ月、再び英語を詰め込みます。
というのも、4月の試験で目標を超えることが出来なかったためです。
スペイン語の環境で英語を勉強し出すと、なんだか集中力が続かないので学校に通うことに・・・。言い訳?
出国前日まで月~土曜まで毎日授業を詰め込まれました・・・。これで出来なかったら、自分を疑うしかないかも。


スペイン語の試験を終えて、その日の夜は10時から「ペーニャ」に行ってきました。
このペーニャというのは、フォルクローレを聴きながらお酒や食事を摂ることが出来る場です。
今回は2度目、ボリビアの加山雄三ことペペ・ムリーリョが歌う「マルカタンボ」に行ってきました。

外国人のお客さんも多く、恒例各国の歌をフォルクローレで歌ってくれました。
日本は「スキヤキソング」です。自分たちも歌わなければいけないんですが。。。

1回目に行った時はボリビア赴任直後。今回は約2年ぶりに行ったのですが、スペイン語の内容がほぼ分かったのが感動的でした。ペペ・ムリーリョは喋り過ぎの感もありますが、やっぱり声は良いです。

ただ、私の聴きたかった「コンドルは飛んでいく」が聴けなかったので、帰国前に別のペーニャに行ってこようと思います。

パンプロジェクト(20)


新しく来た機会。ここにも以前紹介した「小さなハートステッカー」を貼りました。支援者の皆さんの名前が書かれています。


原価計算のグループワーク中。105/150の計算が難しかったみたいです。


ラファエルの衛生教室。


パン教室への参加者はこのような白衣を着ることになりました。


パン発酵ラック。ラパスは寒く発酵に時間がかかるので、このように覆いをした上でガスで温めています。

2010年5月21日

今日は第1回目のグループ、第2回目のグループ合同で、衛生・原価計算教室がありました。
調整員の方も行きたいということで、午後から一緒に来て頂きました。

第1回目のグループメンバーは1週間以上前に講習が終わっていたので、皆来てくれるか心配でしたが来てくれました。
私が前半の原価計算を担当、ラファエルが衛生教室を実施しました。
グループで簡単な問題を解いてもらったり、ラファエルが「販売を目的とする場合の衛生」ということでパワーポイントを用いて説明しました。

また、小さなハート支援金で粉を混ぜる機械も到着しました。
今後はこの機械を更に有効に使ってもらうためにも、工業用オーブンの購入を検討していかなくてはいけません。

Thursday, May 20, 2010

パンプロジェクト(19)




もう一度ナマケモノ。

2010年5月19日

もうラパスで過ごす時間もちょうど1ヶ月となりました。

昨日ラファエルから連絡があり、「パン作り用の機械を購入するので、残りのお金が必要」とのことでした。みなさまから頂いた募金は、半額をNGOに渡し、残りの半額は私が保管していました。

機械の購入はもっと早く行う予定だったのですが、当初予定していた業者が酸化しない資材で作っておらず、契約書と違っていたのでお金を全部返してもらい、また業者探しからはじめていました。
彼らの言い分「だって、酸化しない素材は高いんだ。」とのことです。
そんなこと一言も言わず作り始めたくせに。。。

ラファエルが新しい業者を探して、今日には購入できることになったので残りの支援金Bs. 14867(約21万円)を引き落とし渡してきました。

既に新しいグループへの講習会が始まっています。
また金曜日からは新しく購入した機械を使いながらの講習会が始まります。

今日銀行での手続きを待っている間にラファエルと話をし、彼らは工業用のオーブンを購入することを検討しているそうです。マイクロファイナンスのような形でお金を貸してもらえる制度があるらしく、それでお金を借りてオーブンを購入したいとのことでした。

今のオーブンだと1日に生産できる数が限られているので、彼らの様子を見守りたいと思います。

Tuesday, May 18, 2010

全国水会議終了


ラパスからトリニダまではこんな小さな飛行機で行きます。縦2列しか座席がありません。ものすごく揺れて気持ち悪かった・・・。


トリニダの公園にいたナマケモノです。楽しそう。


各県からの参加者がアクティビティをしている席に隊員も参加しています。


3日間の会議が終了した後に近くの村落を訪問しました。ここはNGO団体Oxfamの支援により、農作物の生産量を上げるために農地の周辺を掘って水を入れているそうです。


ワニのCeviche(マリネ)。鶏肉みたいで美味しいです。

先週1週間は、プロジェクトが実施している全国水会議に参加するため、ベニ県に行っていました。

ボリビアは全部で9県あるのですが、唯一行けていなかったのがこのベニ県です。
気候は熱帯で、とても暑いと予想していたのですが到着したらものすごく寒かったです。

それでも、標高が殆どないため夜は熟睡、朝もすっきり起きれました。
ラパスは2年間住んだとはいえ、やっぱり熟睡はできていないような気がします。

今回の全国水会議では、会議実施のための補助業務、協力隊業務に関するプレゼン実施、水分野に関わる隊員間での意見交換会を行いました。
これで4回目の参加となったのですが、最近は水分野に関わる隊員が増えてきたので嬉しい限りです。

そんなこんなで、1つの大きな仕事が終わりました。
後は出張報告書を書いて、何個か溜まっている報告書を書いて、パンプロジェクトを見届けて仕事が終了する予定です。

と言いつつ、今週土曜日はスペイン語の試験です・・・。
こっちがとてつもなくヤバイ気がします・・・。

Monday, May 03, 2010

パンプロジェクト(18)


鉄板の汚れを取って、油を塗る参加者。自分で鉄板を持ってきてくれた人もいました。でも家にオーブンはないそうです。


発酵を終えて形を作る作業。このプロジェクトをどう継続的にするか。これから更に詰めていきます。

2010年5月1日

パン講習2回目。
メーデーの今日は現地に行くのに苦労しました。
まずバスが少ない。そして乗り場が変わっている。みんなビールをいたるところで飲んでいる!

参加者が集まってくれるのか不安でしたが、先生も皆も時間通りに来てくれました。
そして専用のエプロン、手拭も持ってきてくれました。

先生が途中、「私はパンを教えるだけ。後は皆の力でやっていかなくてはいけないよ」と仰っていました。
平日クラスは月曜日から始まるので、メンバーをきちんと把握できていないのですが、今後の計画についてラファエルと詳細を詰めていかなくてはいけません。

ひとまず火曜日に平日クラスに行って様子を見てきます。

Saturday, May 01, 2010

パンプロジェクト(17)


講習開始前にしっかりと手を洗う参加者。「次回からは自分用のエプロンと手拭を持ってきて」と先生が言っていたのですが、持ってきてくれるのか?


1日目は先生の作業を見ることが中心となりました。「メモを取るより、私の作業を見てまずは目で覚えて」と言っている先生の姿に感動。


皆も作業に加わる。この作業台は「小さなハートプロジェクト」で購入したものです。


出来上がったパンと。このパンは今日は皆で分けました。食べてみると自分で言うのもなんですが、美味しかったです。今日の参加者15名はこれから2クラスに分けて作業を開始します。


作成したステッカー。このステッカーは「小さなハートプロジェクト」で購入した資材に貼られています。

2010年4月30日

ついに今日から、パン講習会が開始しました!!!

午後1時に来て欲しいと言われたので、エルアルトに向かったのですが、到着してみて驚愕。
パンを焼くオーブンで豚肉を焼いていました。
講習初日を祝って昼食を作ってくれたとの事だったのですが、まさかこれからパンを焼くオーブンで豚肉を焼いているとは・・・。この後始末がとっても面倒でした。

今日集まってくれた若者・女性は計15人。
午後3時からの開始だったのですが、意外とみんな時間通りに来てくれました。
またパン講師とその娘さんはさらに1時間前に来てくれて、一安心でした。

今日1日目は先生が作る作業を目で見て覚えることが中心でした。
この先生がボリビア人っぽくなく、時間にも講習内容にもとっても厳しい方だったので、更に安心しました。

作業を始める前には「手洗いポスター」を使用して、手洗い方法を指導したり、先生も衛生面の事を細かく指導してくれたので良かったです。
午後3時から、トウモロコシパン、小麦パンの2種類を作り、午後7時に終えました。

1日目を終えて意外だったのは、女性たちは平日午前中のほうが参加しやすいようでした。
当初、私とラファエルは週末午後に講習を予定していたのですが、彼女たちから「週末のほうが忙しいから、平日の午前中にやりたい」という意見をもらい、急きょ「平日午前」と「週末午後」の2クラスを行う事になりました。

今日は午後から「週末午後」クラスを見に、再びエルアルトに上がってきます。
見ていて良かったと思ったのは、私がほとんど何も話さなくても、パン講師、参加者、NGOの人で色々と話が進んでいった事です。

当初の予定よりもだいぶ遅く、私は帰国まで1ヶ月半しかないのですが、無事にパン講習が開始されました!
これまでお待ち頂いた皆さま、ありがとうございました。