Monday, September 29, 2008

ボリビアで・・・、















マウンテンバイク下りの頂上まで行く途中@コロイコ
リャマが沢山います。















子どもたち@コロイコ
この近くに公共トイレが1つある。話を聞いてみると、ここの集落には公共トイレが2つあるのみ。
しかもそれを垂れ流している気がする・・・。そこの川でこの子たちはペットボトルに水を汲んで遊んでました。ボリビアはインドとかに比べて人口密度が少ないから、野外トイレでも問題ないという発言を最近聞いてちょっと悩んでます。
















チチカカ湖の一角。琵琶湖の12倍の面積です。


ついに一番恐れていたことが起こってしまいました。





それは。。。。。。。























銀歯が取れてしまったー。
(正確には銀歯の銀の部分)



標高が高いとどうしても取れやすくなるみたいですが、ショックです。
ボリビアで歯医者に行くのか。。。
しかも明日からは1週間の長期出張@タリハ県
どう考えてもこの1週間はこの状態で生活をしないと。
別に沁みたりしないからいいんだけれども。



ここ最近、週末はちょっと足を延ばして遠出してました。まず先週は標高4000メートルから2000メートルまでを一気にマウンテンバイクで下ってきました。途中は「死の道」とい言われるくらいの場所を通り、雨も降ってきて、かなり疲れてきたけれども、それでも何とか下ってきました。
途中から楽しくなってきたけれども、まー疲れた。
その後は韓国料理を食べて無事家に帰りました。


で、昨日はチチカカ湖に行ってきました。
ここはトゥルーチャ(鱒)で有名な湖。ラパスからバスで3時間半ほどで行けます。
トゥルーチャ料理を食べて、ぶらぶらしてまた昨夜も韓国料理を食べました。

基本的に土曜日は思いっきり遊んで、日曜日にまた仕事をしてます。
先週は大した仕事もしていないのに、ちょっとしたことで頓挫してしまい、肉体的にというよりは精神的に結構疲れた1週間でした。
夜とか胃が痛くて目が覚めたり、意外と自分ってセンシィティブかも!!という新たな発見があったり。

明日からの出張の目的は、
・キャンペーンの補助
・隊員と他の機関との関係を考察、
・新聞社やメディアに飛び込み、キャンペーンの広報
・現在プロジェクトが支援している地域を訪ねて、現状を知る

ま、ぶっちゃけこのキャンペーンはどう進むのかは30日の説明会ではっきりするが、つたないスペイン語のお陰でキャンペーンを一緒に進めている機関にまともに主張できないのが悔しい。

では、行ってきます~。

Monday, September 22, 2008

最近の仕事。




ラパスはだんだんと暖かくなってきました。


職場に配属されてからもうすぐ2か月が経とうとしています。




この前は3泊4日の出張でコチャバンバ県へ出張をしてきました。


コチャバンバはラパスよりも標高が大分低く、気候も暖かくて過ごしやすいところでした。出張の目的は全国の水関係の支援団体が行うフォーラムに参加すること。


意外とスケジュールがみっちりで、3日間にわたるフォーラムは9時―21時というスケジュールでした。


悔しいかな、やっぱりまだスペイン語は未熟で分かる部分は分かるけれども、集中力が切れたりテクニカルになるとまだまだという感じです。


そんな中でも出張費まで出してくれた上司には感謝です。




来週はタリハ県に出張してきます。


現在そこで活動をしている隊員の方がドイツの支援団体が行う“手洗いキャンペーン”に参加する予定です。


自分は現在その隊員の人と、支援団体(gtzといいドイツの支援機関、オフィスがラパスにある。)の調整をしています。最近ボリビアは政治問題でこの県も荒れていたため、当初の予定よりもさらに状況が難しくなってしまったのですが、なんとかなりそうかな・・・という感じです。




この手洗いキャンペーンは、県職員(保健衛生や水道局)、学校の先生を巻き込んだキャンペーンで、実際にその支援団体がいなくなってからも“手洗い”という習慣が多くのボリビア人に身に付けて貰えるように工夫されています。その分色々な関係者を巻き込まなくてはいけないので、大変さも若干増えるのですが。。。今日はラパスの県職員の人とお茶をして話をしていたら、学校の先生はあまり関わりたくないような模様でした。タリハではどうなることやら・・・。




この手洗いキャンペーン、必要条件として学校にトイレと洗面所がついていることが挙げられます。まー、手洗いができないとキャンペーンが出来ないので仕方無いのですが、やっぱりラパスの学校でも生徒数に対して十分な衛生設備がない学校が沢山あります。そうなると、手洗い以前にどうトイレや洗面所をつけるかという話になるのですが。これは普通に村落でもそうで、大概村落にトイレが1つしかなかったり、全くなかったりという感じです。




正直なところここ約2か月、ずっと資料等を読みプロジェクトの状況把握などをしていたのもあり、ほとんど現状を見に村落や学校に行くことができていませんでした。自分の関わっているプロジェクトが全県実施であり、ラパスの中央省庁勤務ということも影響してたかも知れませんが、もうちとフットワークを軽くしなくてはなぁと思っている次第です。




ボリビアに赴任してもう少しで3か月。


現在行っている仕事やこれからやってみたい!という活動はこのような感じです。




①プログラムに関するメールマガジン発行(スペイン語)


→月1の発行を目指し、初版は今月末に発行予定で作成中。各県のプロジェクト関係者や同プロジェクトに関わる専門家、協力隊員、そして日本で同プロジェクトに関わっている関係者を結ぶ目的で作成。同プロジェクトの情報誌(文章量が比較的多い)が四半期ごとに紙面で発行されていることから、もう少し現場の様子を伝えられるように工夫。




②水省にあるドキュメントの整理


→終了。上司の確認後、隊員そして関係者に配布して必要な情報がどこにあるかを探しやすくすることが目的。




③隊員報告書のデータベース化


→同プロジェクトにはこれまで多くの隊員、そしてシニア隊員の方が活躍されてきました。そのため、そうした方々の情報を必要な時に探せるようにすることが目的。現在過去の報告書を探し中。その後PDFでまとめようかな。。。と。




⇒以上はどちらかというと事務的な感じ。以下は自分が頑張って動く必要があるもの。




④水のろ過に対する技術的な支援


→現在他県にいる隊員の方で、簡単な方法で水のろ過が行える設備を作製している方がいます。現在パイロット試験を行っているわけですが、プロジェクトとしてもこうした技術的な支援を促進させようとしています。というのも、なかなか1度掘った井戸の水質検査は行われず、水質が悪いままの水を飲み続ける人々や、そもそも井戸が掘れない地域でも川の水をろ過して飲めるようにすることを目的とする。ただ、通常隊員の派遣期間は2年。その方も来年3月で帰国です。自分の役割としては、その活動を引き継ぎ、他県でも実施可能なレベルに持っていくこと。




⑤トイレの支援


→というか、ボリビアはやっぱりトイレがないんです。普通に野原でトイレとかが村落では多く、結局それが地下水の汚染や衛生環境の悪化にもつながっているわけで。来月は水のろ過器のパイロット試験地を訪ねつつ、ボリビアでエコサントイレというエコトイレを多く設置してきた日本人の方を訪ね、実際のトイレや村落の状況を見せてもらうことになっています。




⑥収入向上活動の支援


→ちょっとこれはどう関わっていくのか見えてなかったのですが、上司と話をしてラパスから車で1時間半ほどの村落を対象に現在そうした活動を行おうとしている地域があるということ。まだ訪ねたことはないのですが、近々1度訪ねてみようと思っています。で、もしそこで収入向上活動の支援(主に農作物ですが)ができるのであれば、平日をラパス滞在、週末を村落滞在で状況把握から始められないかと考えています。




そもそもこのプログラムオフィサーというポジションに応募したのは、色々な支援関係者を繋ぎたい、現場から離れている場からでも現場の視点を持ちつつ仕事に関わることは可能なのか、という思いからでした。


全体を見ることにこの2か月は懸命だったのですが、上司からも1つの村落での活動も含めていいという声が出たので、どうにかしてそうした地域を探して、受け入れてもらえるのであればそこでの活動も自分の活動に含めていきたいと思ってます。




もっと詰めて考えないといけないんですが、現在の段階ではこんな感じです。


来週は手洗いキャンペーンの詳細が決まりますように。。。
(写真は9月2~5日まで滞在したコチャバンバ県)