Friday, October 16, 2009

月日が流れるのは早いですな。

村の女性と。帽子を貸して貰いました。

上の写真同様、訪問した村落で。水が出たので、その水で子どもの髪を洗ってます。

最近、驚愕!!ぎっくり腰になったようです。
仕事してたら全く動けなくなって、なんとか帰ったものの2日間休んでベッドにいました。
そして2日間注射を打ってもらって、なんとか回復。

まだ若いはずなのに・・・。
でも、やっぱり違和感があるので、気をつけよー。

これも最近。

昔の知り合いが、とある京都の大学の研究所の助教になったそうです。

もう最後に会ったのは10年近く前。風の便りで、仙台に行き、アメリカに渡ったと聞いていましたが、もうそんなに時間が経ったのか・・・と改めて思った次第です。


何を言いたいのかと言うと、これまでの10年間で自分はどれだけ成長したんだろか、ということ。
それなりに背中を追ってきた人(私が勝手にですが)の活躍を知り、まだまだ頑張らなきゃな~と、気持が引き締まる思いでした。
おー、がんばろー。

今日も村に行きました。
日本人関係者が誰も来れず、急きょスピーチすることに。
スペイン語の成長は見られませんな。。。




Monday, October 05, 2009

小さなハートプロジェクト

今日は先日の「世界の笑顔のために」という支援に引き続き、「小さなハートプロジェクト」についてご説明したいと思います。



この「小さなハートプロジェクト」とは、協力隊を育てる会が中心となって取り纏めを行っています。隊員によって作成されたプロジェクトが、隊員→JICA現地事務所→育てる会という順に審査され、その後同会のHPに掲載され、関心を持って頂いた組織・個人の方々からの支援を募るという形で実施されます。



私が申請していた「若者たちによる小さな自然パン工房」というプロジェクトも、紆余曲折を経て、9月上旬に同会のHPに掲載されました。



http://www.sojocv.or.jp/index.html

(上記のURLクリック→小さなハート→申請中のプロジェクト一覧、の順にご覧下さい。)



これまで協力隊員によって実施されてきたプロジェクトや、私と同じように申請中のプロジェクトなど、協力隊員の活動を知っていただく1つの材料にもなるのかな~と思っています。





ここから簡単に私が申請したプロジェクトについて説明したいと思います。



・プロジェクト名→若者たちによる小さな自然パン工房



・プロジェクト実施予定地→ボリビア、ラパス県エルアルト市

(2010年までにボリビア第2の都市になることが予測されている。周辺農村からの人口流入が激しいが83.4%は貧困層に属す。ただし若者が多く、個人的には可能性を秘めた都市と感じています!)



・プロジェクト実施主体→CISTEM
(エルアルト市で若者を対象に活動をしているNGO団体)

・プロジェクト目標→①参加者及びその家族の栄養・衛生に関する知識向上及び栄養状況改善
②パン作りを通して若者の技術・商業能力向上・就職活動への活用

・プロジェクトの流れ→(なぜか図表が貼れず。。。下記に書きます。)
〈第1段階〉50名の若者を対象にした講習実施期間(3ヶ月間)
①パン講師の決定・依頼
②50名の若者を募集
③機材・材料購入

④パン講習会実施(計20時間)
⑤衛生・栄養・原価計算教室実施

〈第2段階〉50名の中から20名の若者選抜→販売用パンの作成・販売
⑥50名から20名の若者を募集(1ヶ月間)
⑦販売用のパン作成・販売(2ヶ月間)

(①~③は同時進行>計15日間予定)

(④~⑤は同時進行>2ヶ月間)

・なぜ自然パンなのか?→

パンは都市部では主食となっている。また、キヌアなどを利用したパン作りを予定している。ボリビアはこのキヌアの生産量がペルーに続いて世界第2位となっている(2007年、しかし、ボリビアで生産されたキヌアの半分が密輸されているという話もあり、実際の生産量は謎)。また、キヌアは白米と比較してもたんぱく質2倍、カルシウム10倍、食物繊維10倍という栄養価の高い食品である。

自国産のキヌアを利用しパンを生産すること、またそうした優れた農作物をボリビアが多く生産してるということをあわせてアピールすることも、それだけで意義のあることではないかと考えている。

色々と書きたいことはあるのですが、あまり長くなってしまっても仕方ないので、この辺りで切りたいと思います。

このプロジェクト自体、資金が集まらないと実施は出来ません。なので、実施できるかどうかは未定です。質問のある方、申請書をご覧になりたい方、遠慮なくご連絡頂ければと思います。

また募金されたい方(別に私のプロジェクトに拘らず、その他でも関心のあるプロジェクトへでも結構です)、同HP上に募金方法もありますので、ご覧下さい。

10月は出張2つ、隊員総会が控え、来週からまた毎週出張です。あっという間に10月が終わってしまいそうです。

スペイン語の試験担当者から電話がきました。「明日までにBs.1542(約US$220 )払ってください。」だそうです。試験そんなに高かったっけ?何かの間違いじゃないかと。。。これは真剣に勉強しないと。。。


Sunday, October 04, 2009

10月になりました。

フィナヤ村の学校。低学年用の教室です。これまで活動してきたコスミニ村落とも近く、近々この村でも活動を開始します。


早いものでボリビアに来て1年3か月が経ちました。


来月はスペイン語の試験(初級)を受けます。といっても、このテストは受かっても「私、スペイン語できます!」というアピール材料にはならないそうな。ま、初級だから、確かにそうかも。


帰国前の5月には中級を受けます。


それ以上に今力を入れいるのは英語です。最近思いだしてきているものの、気をつけないとスペイン語→英語という具合に、スペイン語が出てきてしまいます。

10年以上英語を勉強しているのに、現地で生活するってすごいかも!っていうかショックかも!!!


9月は親のボリビア訪問があり10日ほどお休みを頂いたりと、まとまって活動する時間が取れませんでした。その間にコスミニ村ではアブラムシの大量発生が起き、農学部出身なのに何もできずワラワラ・・・。でも、害虫って大量発生した時にはもう手遅れだそうです。


目下の悩みはこの温室を、県の技師とともに再生すること。


ちょっと足が遠のいていたコスミニ村ですが、学校の先生から「いつ来れるの~?」と電話を頂いています。多分、前に披露した少林寺拳法が大分気に入った様子。


学校菜園もなんとかする必要があるのですが、今度行く時は子どもたちが欲しがっていたサッカーボールを持っていけそうです。


というのも、1月に世界の笑顔のために(http://www.jica.go.jp/partner/smile/)という、JICAが実施している支援を通して、子どもたちと先生が希望していた、サッカーボールとアコーディオンを申請しました。これはこの要請を見た日本の個人の方や団体が、寄付をして下さるという制度です。そして、受領後はお礼状の作成が義務付けられています。


「ただ単にモノをあげる」ということに対して、賛否はいろいろとあるかもしれません。ただ、サッカーが盛んな国ボリビアで、コスミニの子どもたちはボールもなく、サッカーをすることもできません。そうした状況を見ていただけに、半年以上たって無事にサッカーボールとアコーディオン(サッカーボールは横浜市の小学校から、アコーディオンはNGO団体から寄付して頂きました)の申請が通り、税関を通って、ボリビアに到着したとのことで、ほっと一安心しました。


今回この寄付して頂いた物品を通して、少しでもコスミニの子どもたちが楽しい生活を送れるように、そして日本・ボリビアの双方が、双方の国に興味や理解を示してもらえるきっかけとなるように、頂いた物品の提供&お礼状の作成を行いたいと思います。