Sunday, October 05, 2008

手洗いキャンペーン















説明会当日。色々な機関の方が集まってくれました。
当日は私も含めて3人の隊員が参加。















学校給食。3校の学校では県の補助を受けて無料で給食を配っています。
ここの学校の給食も美味しかったけれども、もう1つの学校のイモとパスタという炭水化物だけの給食がとっても美味しかった。














学校の手洗い場。このキャンペーンは、トイレと手洗い場があることがキャンペーンを実施する上での条件となっています。そのため、壊れているところは県に直してもらうように要請。
給食を食べる子ども。どこの学校の子どもたちもみんなかわいかった。















保健所で体重を量る子ども。ここの保健所に来るために、子どもたちは往復1時間歩いてきました。ちょっと申し訳ない。しかもこの体重計、普通の体重計と違って乗ったら目盛を合わせて体重を出す仕組み。予想以上に時間がかかってしまいました。最後は先生や私も体重を量って終了。

5泊6日に及ぶタリハ県での出張が無事終了しました。
今は飛行機の乗り換えでコチャバンバ県の空港で、手洗いキャンペーンを推進しているのにも関わらず、手も洗わずに手づかみでハンバーガーを食べながら書いています。
とりあえず、キャンペーンは無事に開始されました。



3校の学校で、タリハ県に配属されている隊員の方、そして県や市が中心となってこのキャンペーンを進めています。
説明会当日は1日一杯の説明会であり、そもそも何人の方が来てくれるのか不安でした。
で、やっぱり1時間遅れでの開始となりました。

最初は人が集まらず、やばい・・・という雰囲気だったのですが、県や市の方、そして3校の校長先生が最終的には半ば強制的に各学校の先生を集めてくる形で午後7時近くまで、講習会を実施しました。
この説明会で、3校に合わせた計画が作られて、そこから皆が具体的に動いていくわけですが、実際現地で関わっている隊員の方いわく、「ボリビア人がこんなに素早く動くなんて信じられない」という話でした。

説明会の翌日には各学校を回り、水周りのチェックや他の先生方に対する説明を市の教育機関が実施しました。
また体重計のない学校の子どもたちは、日本でいう保健所のような所に行き体重の測定を実施。
これが説明会の2日後には実施されたわけで、もう1人の隊員の人と「彼らを動かしている要因はなんなんだろう」と話をしていました。

私は普段から3校に行けるわけではないので、今回は説明会の手伝いや、実際に学校を見て回るという形で参加をしてきました。
もちろんスペイン語がまだ不十分なので、そんなに話せるわけでもなく、新聞社に行きキャンペーンの記事掲載を依頼する時は英語を使ってしまうという状況でした。

でも、タリハの人々が自ら動いてくれて本当によかったなーという感想を他の隊員の方と持ちました。
というのも、あくまで自分たちの役割はこのキャンペーンの補助であって、実際進めていってほしいのはその地域に住む人たち。

あまりに早急に物事が動いて、大丈夫かな。。。と心配になったのですが、それでもなんとか動き出して安心しました。
あとは来週の月曜日に教材が学生の人数分しっかり届くこと、そしてそこから更に順調に動けるようにラパスからお手伝いできればなーと思っています。

今回のキャンペーンの他にも、プロジェクトが実施している手掘り井戸の現場を訪ねたり、所得向上活動の一環であるコイの養殖を行っている村落に行ってきました。
(実際コイの養殖地は1時間歩いて着かず、時間切れになって断念)
普段は見れないような学校の状況や、村での人々の生活が見れて本当に良かったです。
今回もこんな出張の機会を与えてくれた上司や、1週間面倒を見てくれたタリハの隊員の方には感謝です。

色々と思うこと、考えさせられることがあった1週間でした。
ラパスに帰ってからは、今回感じたことをもとにまた活動していこうと思います。

そう、タリハはワインで有名な地域です。
でもって、葡萄のお酒(これはワインじゃない。)が使用済みペットボトルに売られているわけですが、飲んでみたら見事に当たった気がする。。。
もっと載せたい写真もあるので、また次の機会に載せます。

ではでは、来週からも頑張るぞー。

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